自分が思うより、コントラストをはっきりさせる

カラーイラスト、描くのお好きでしょうか。

私は、描くのは好きですが、正直うまくはなくて、特にデジタルは初心者もいいところです。じょうずになりたいな〜と毎月思っております。

そんな毎月の思案の中で心がけていることが1つありまして、それは「自分が思うより、コントラストをはっきりさせる」ということです。

 

ボツになった色合い

「19時半から打ち合わせ」第1話掲載時のトップイラスト原稿のボツバージョンはこんな色合いでした。

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※画質は落としてます。sampleの文字は納品物にはありません。

これに対する編集さんの修正指示は、「淡い色合いだな〜と…もうちょっと元気な色合いというか、ハッキリした色合いのほうがいいかな〜と…」というものでした。

ちょっとむずかしい言い方をすると「コントラストを強くして」ということです。

 

コントラスト

コントラストというのは、色や明るさなどの「違いの度合い」のことです。上記のようなはっきりしない色合いはコントラストが弱く、このあとのURLで見ることができる完成原稿のようなハッキリした色合いはコントラストが強いと言えます。

 

修正後の色合い

いっしょけんめい描いたし、けっこう気に入っていたので、正直最初は「え〜なんで〜」と思いました。でもいま改めて見直すと、直してよかったなあ〜と思います。

納品バージョンは、以下のURLで見ることができます。
http://www.manga-gai.net/manga/1930/19.1/03.html

いかにもトップ絵!というテンションの色合いになっていますよね。(…少なくとも、ボツバージョンよりは、なってますよね?)

この経験をしてから、ハッキリした色合いって、人目を惹くためにはすごく大事なんだな〜と学びました。

また、この場合は単純に、ボツバージョンはイラストの色合いがイラストや漫画本文の内容に合ってないと思います。

ムーディな漫画で、しっとりしたイラストなら、こういう淡い色合いでももちろんいいです。しかし「19時半〜」はそういう漫画ではないし(なんせギャグ漫画ですから!)、イラスト自体もデフォルメキャラが猛っている絵なので、淡い色合いにする要素が何一つありません。ギリギリ、この絵の時間帯が夜であるということくらいでしょうか。

でも、必死にせこせこ描いて「できた〜!」と喜んでいるだけだと、そういう見ればわかることが、わからないんですよね。特に自分の絵は、どうしても素敵に見えてしまうものです。だって自分の描いた絵ですから。

 

描きたいイメージを具体的なことばに置き換えて、あたまの隅においておく

「この絵はこんな雰囲気にしたい。だからこの色は合わない、合う」など、「どんな絵にするのか」というふわっとしたイメージを、具体的な言葉にして、ちょっと頭の隅においておくと、そうしたことが回避できるし、色味や効果の選択も効果的に行えるようになるかもなと最近思います。

淡い色合いを選びがちなのは私の個人的な癖なので「自分が思うより、コントラストをはっきりさせる」というのは、納品物に対しては、つねに意識しています。